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山岳ガイドが独断と偏見でチョイス。山のいろいろ評価録。
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総評価★★★★★ 食事★★ サービス★★★★ 立地★★★★★ 雰囲気★★★★★
DATA
決してぜいたくな小屋ではありません。山小屋というよりも非難小屋に近いかもしれません。それもそのはず、池の平小屋は裏剱・三の窓に一番近い小屋として、いわゆる100名山系のコースではなく、もっぱらクライマーや北方稜線を縦走あるいは、阿曾原を通る個人客しか泊まらないのです。ハイシーズンをちょっとでも外せば、宿泊客は極少となります。管理人のオヤジさんのOギャクを浴びせられることは間違いないでしょう。ここは、池の平山と仙人池の狭間のコルに位置し、日当たり良好、風通し抜群です。狭いですが五右衛門風呂の露天もあり、疲れた体を癒すには最高です。水は豊富でお湯やコーヒーもフリー。食事はいたって昔ながらの山小屋風ですが、メニューは管理人の気まぐれです。狭いですが、寝床も快適ですし食事も朝早くから対応。山関係の書物などもたくさんあり、けっこう面白いです。KGは手塚治のブッダを2年越しで読んでいます(未完読)。初中級者でも簡単に登れる池の平山までは90分。三の窓雪渓と裏剣がせまる坑道をたどれば20分で展望台。仙人池ヒュッテまでは30分ほどです。アクセスは非常に悪いのですが、剱岳を縦走される方はぜひ泊まってみてください。

■一言■
携帯は通じませんし町の明かりもなし。登山客も少ないので、山小屋の人や宿泊客と楽しめます。テントサイトもあり。 
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長蔵新館長蔵1長蔵2 
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総評価★★★★★ 食事★★★★★ サービス★★★★★ 立地★★★★★
DATA
尾瀬といえば、まず真っ先にこの山小屋をあげます。
歴史のある山小屋第一号であり、尾瀬にきたならここに泊まらないでどうする!といえるくらいの小屋です。
長蔵小屋は尾瀬沼の大江湿原の湖畔という景色が最高の場所に位置し、燧ケ岳の眺めも抜群。小屋は歴史があり、最近は小屋主の世代交代もあったが、昔ながらの雰囲気はのこっていて、特に玄関の土間は、田舎に帰ってきたような気分に浸れる。玄関前には山の岩清水が流れる。数年前に、尾瀬へのゴミ問題が浮上したこともあったが、現在はそれも解消され、サービスも非常によくなった。食事も尾瀬の山小屋の中では指折りで、野沢菜の油炒めは有名。尾瀬ならではのお風呂も完備。メインとなる本館以外にも、新館があり、そちらには、暖炉のある談話室にピアノも設置されている喫茶コーナーとなっている。長蔵小屋はそのほかにも見晴らしに第二長蔵小屋をもっている。部屋は数名部屋に分かれていて、渡り廊下に障子で仕切られた部屋となっている。談話室にはお湯・お茶のフリードリンクコーナーもあり。お土産売店も充実している。

■一言■
残念なことに、コーヒーがイマイチの時が多い(過去統計)。水は抜群なんだけど、コーヒー豆が古い&入れ方が(アルバイトの子)悪いためだとかんがえられる。

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総評価★★★★ 食事★★★★ サービス★★★★ 立地★★★
DATA
富士山の山小屋といえば、微妙な食事と混雑した寝床というイメージだが、こと佐藤小屋に関していえば、それはまったくない。佐藤小屋は富士吉田5合目にあり、雪の富士山を登る人なら、おなじみ、あるいはなくてはならない貴重な山小屋だ。他の小屋が7月山開きにあわせるのに対して、こちらは通年。実質は4月くらいからの春山シーズンから週末業していて、平日でも予約を入れれば(人数にもよるが)あけてくれる。夏でも、5合目(スバルライン5合目よりちょっと下)にあるためか、大混雑はしなくて、多くても50人程度。なんといっても、他の小屋とちがって、水にうるさくない。玄関の竈でお湯(雨水など)を沸かして、いつでも飲める状態だ。他の山小屋とちがって、お湯1L100円などというケチなことはいわないのがいい。佐藤小屋管理の佐藤夫妻の夫婦円満!?な感じもよくて、けっこうどんな人でもなじみやすいと思う。食事はいついっても、鍋がでてきてみんなでつつく。実にうまい。朝は早朝出発でも、4時くらいに用意してくれる(だいたいうどん)。冬は希望すれば湯たんぽも用意してくれる。1泊2食@7500円くらい?
■一言■
夏でも1合目から富士山を狙ってみるのに利用してもいいかも。
2009年に
ホームページを開設してます。
西穂山荘
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総評価★★★ 設備★★★★ 食事★★★ 対応★★★
DATA
いわずと知れた、西穂山荘。新穂高ロープウェイから徒歩1時間あまり、西穂高を正面に、パノラマが広がる展望地という優れた立地にあり、初級者からベテランまで集う代表的山小屋。なのに食事がウーンもうちょっと生ものとか冷凍もの以外のものが欲しい!っていうのは、贅沢なのかな?通年営業です。
スタッフの対応は、普通です。
小屋では写真コンなどいろいろ行事ごとなどをやっているようですが、
個人的には「個性のない」ようにみえます。ただ、ここの本棚は漫画やら山の本やら小説やらでちょっとした文庫室となっているので、それはうれしいかぎり♪部屋は大部屋はなく、中小部屋にわかれています。
ロケーションとアクセスはいいので、誰にでもお勧めできます。
■一言■
冬は水がない(当然)。飲み物類とか(お湯ですら0.5lで300円)超高いので、ストーブをもっていくべし!土足の食堂兼談話室では自炊おk。
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総評価★★★★★ 設備★★★★★ 食事★★★★★ 対応★★★★  
DATA
南八ヶ岳のベース基地赤岳鉱泉 設備・立地とも指折りの山小屋。峠をはさんでお隣の行者小屋(夏季営業)と同じ系列。硫黄岳や横岳・赤岳縦走などのベース基地となっている。1年中営業していて、冬季でも利用可能。食事は他の山小屋の群を抜いていて豪華で、野菜やフルーツがふんだんに揃えられたメニュー。自慢はステーキで、おろしタレがまた格別。ビールのほかワインもグラスと一緒にならんでいて、つい手が出てしまう。お風呂は檜風呂で、男女別にあるので、時間別で入らなくていい。ただし冬季は仕様不可。部屋は絨毯の大部屋以外に、大小個室が数多くあって、コタツやヒーターが完備。個室料金も1部屋単位なので、グループだと割安感がある。冬季はコタツ部屋よりヒーター部屋のほうがだんぜん人気。また、仮設のアイスクライミングタワー(アイスキャンディ)が作られ、冬場はアイスクライミングが楽しめるとあって、土日はにぎわっている。利用は宿泊者のみ(500円)で、道具もレンタル可能。ただし、ガイドやクライミングに精通した人同伴でないと、利用は困難。トイレは仮水洗式で、便座が暖かいのもうれしい。談話室が小さい(通路兼)のが今後の課題か!?登山情報も問い合わせれば答えてくれる。
■一言■
冬季に水がないので、トイレで手も洗えないのが難点かぁ。07年は消毒液をおいてくれていたのに、それもなくなっている>< あと、スリッパがないので、板張りに靴下では寒すぎ!快適に過ごすためにスリッパを持参しよう!
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